慢性腰痛の要因。
- sansansekkotuin
- 2015年12月3日
- 読了時間: 2分
更新日:2月13日
急性腰痛、いわゆる「ぎっくり腰」の場合は
・腰椎で構成される関節
・骨と骨を繋ぐ靭帯
・筋肉、筋膜
この3つのどれかを直接的に痛める事で起こります。
(この場合あんまり揉みません。むしろ固定する方向です)
それに対して、慢性的な腰痛の要因なのですが
・日常生活からくる姿勢不良
(悪い姿勢→特定の筋や関節等に負担がかかる)
・椎間板ヘルニアやすべり症、脊柱管狭窄症など
(神経に負担がかかり腰の痛みとなって現れる)
・内臓の不調からくる関連痛
(腎臓等の病気が結果的に腰の痛みになって現れる)
・心因的ストレスが関係してくるもの
(強い痛みの経験が脳や神経に刷り込まれてしまう)
・飲酒、喫煙、偏食、不眠など不健康な生活
(血流の悪さや上記の各要因を増強する)
などなど。
これは中々厄介で、揉んで良くなる場合もあれば
そうじゃない場合もあります。
当院では温めもしくは電気→手技という流れです。
腰から足までしっかり揉んだり軽くさする形だったり
状況に応じて処置します。
いわゆる腰痛で一週間みっちり通う、
もしくは1か月位そこそこ通っても一向に改善しない場合は
直上にあげたような要因かな?と考えます。
なお、一日の時間帯の中で調子の良し悪しが変わらない、
何をしても痛いとか、普通じゃあり得ないほど痛い、
長い目で見たらじわじわ悪くなってる等の症状の方は
一度医師の診断を仰いだ方が良いと思います。
おそらく上記で言う関連痛の可能性が高いです。
あり得ないほどの激しい痛みの時は
最悪の場合、生命に関わる事も有るので
我慢しないですぐに病院に行って診断・治療を受けて下さい。
救急車を呼んでも良いと思います。