慢性腰痛への施術。
- sansansekkotuin
- 2016年6月29日
- 読了時間: 2分
朝に痛みが強いようなら血流不足、
夕方に痛みが強いようなら疲労蓄積、
それに生活習慣やらメンタルやらが
からみにからまって起こるのが慢性腰痛です。
血流不足、つまり固まってる状態なら強めに
ほぐしにいくこともあります。
疲労蓄積、つまり弱くなってる状態なら
その部分は強くはいきません。
(その周辺で固まってるような場所は強くいきます)
両者とも姿勢の矯正も併せて行います。
腸腰筋(腸骨筋+大腰筋)と腰方形筋、
という筋肉がありましてですね。
俗にいうインナーマッスルというものですが、
身体の外から
これらの筋肉に触れるのはなかなか難しいです。
特に腸腰筋は。
当院では慢性腰痛の際、
これらにもアプローチするようにしています。
あまり強く押してはいないのですが、
腰方形筋にアプローチする際は
側臥位で腰を押し(めちゃ痛い)、
腸腰筋にアプローチする際は仰向けで
腹部~股関節前面を押します
(これも状況によりめちゃ痛い)
とにかく痛いんですよ、優しく押しても。
特に姿勢不良(猫背)からくる
腰痛の方にこれやると。
ハッキリ言って嫌がられます。
でも押します。
また、股関節が固い人も
慢性腰痛になりやすいので
上記の腸腰筋のストレッチも兼ねて
股関節の伸展(脚を後ろにそらす)や
股関節の内旋
(内股になるように脚をひねる)なども行います。
そんな訳で、ちょっと痛いのを覚悟して下さい。
もちろん、骨粗しょう症などで強く押せない方には
治療機械で温めたり違う方法でのアプローチを
試みます。